「生活保護者が朝からパチンコはよくない」 別府市の「巡回」「支給停止」にネットで称賛相次ぐとして報道があります。
駅前や繁華街にもある”世界最大のギャンブル”に関しては話題が多いです。
部分的に引用すれば下記の通りです。
大分県別府市がパチンコ店など市内の遊技施設に「生活保護受給者」がいないか巡回調査し、見つけた受給者の支給額を減額していた。ネット上では「どんどんやれ」「当然ですな」と称賛の声が巻き起こっている。
ただ一方で、「受給者への人権侵害になるのでは」との指摘も上がっているのも事実。報道によると、厚生労働省は「調査は適切でない」との見解を示している。
「人権には十分配慮していると考えています。受給者がパチンコを一切してはいけない、と言っているのではなく、『朝や昼間からパチンコ店に入り浸るのは良くない』というだけです。職員の巡回しない夜間については、あえて勧めませんが、(受給者が)気晴らしで行くことを厳しく咎めません。もちろん受給者にも楽しみが必要だと認識しています。ただ、出来れば地域活動やボランティアなどギャンブルとは違う部分で発揮して頂きたいとは思っていますが」との答えが返ってきた。
市職員がパチンコ店を巡回して「生活保護受給者」かどうか分かると言う方が驚きです。
この手の「生活保護費不正受給」は分かり易く減額を狙うを勢力には好都合です。
こうした、報道には定番(?)の反論があります。即ち「不正受給者」は少ない。
日弁連の公表してる資料「今、ニッポン生活保護制度はどうなっているの?」から
H22年
不正受給件数 25,355 (1.8%)
不正受給額 128億7425万円 (0.38%)
これは、発覚した件数でしょうから実際にはもっと多いと考えられます。
こうした不正者のために本当に困っている人達の減額をして良いのかとの議論になります。怪我、病気、失業、離婚、年金受給が死亡しその配偶者等いつ生活保護を申請になるかもしれません。
個人的には、運転を禁じらてる生活保護者に任意保険未加入車に追突されホトホト困ったことがあります。当時、編集者の保険加入者名義を法人から個人に切り替えたばかりで、保険の階級は最初からスタートでした。ここで、編集者の保険を使用すると、こっちに責任がなくても来年の加入は難しとかで自力交渉です。生活保護費は差し押さえはできず親族に大半を払って貰ったりしてなんと解決しました。
身近の民生委員に聞くとこうしたことは結構あるそうです。また、保険屋の話では推定15%が任意保険未加入だそうです。
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