“カジノ型”デイサービス 規制の条例可決 神戸市会
“続 “カジノ型”デイサービス 規制の条例可決 神戸市会
2015年10月26日朝日新聞朝刊が1ページの2/3を割いて報じています。この問題は関心が高いようです。概ね上記2つに書いてある事と重複が多いので、新規の内容について紹介します。
高齢者の認知機能訓練に詳しい諏訪東京理科大の篠原菊紀教授(脳科学)の話
食事や運動と複合的に
マージャンが脳の一部を活性化させ認知機能を高めるという研究結果はいくつかある。-中略ー
ただ、高齢者に多いパーキンソン病の治療を受けてる人は、ギャンブル依存症になるリスクが通常より数倍高い。依存症は遺伝的要素も大きく、一律にゲームを利用することは勧められない。
ギャンブル依存症が、パーキンソン病(Wikipedia)、と遺伝的要素も関係するとは編集者にはとって始めて知りました。
続・依存症 「一度たくあんになった脳は二度と大根には戻らない」では脳の物質「ドパミン」が増えて脳が変質するようです。パーキンソン病ではいくつかの経過を経て「ドパミン」が減少するため、「ドパミン」を増やす治療をするようです。その上ギャンブルをすると「ドパミン」が増えすぎて依存症になる?
ただし、両者の文献で言ってる「ドパミン」が同じ物かも不明です。シロートには分かりません。
その外注目した点は下記です。
・「カジノ型」を8ヶ所運営する業者は、大半は週1回の利用で、射幸心を
そそることは全くない。
(編集者注 2014年のパチンコ愛好者のパチンコ店に行く平均回数
は年27.5回です。約2週間に1回です。)
・パチンコ機メーカのなかには「福祉用」として、誤飲を防ぐため「パチンコ玉」
が外にでない機種も開発した。
・要介護3の利用者の介護度が改善した割合は、全国平均の11.5%に対して
76.9%になったと言う施設もある。
・カジノを活用する珍しい自治体(埼玉県和光市)もある。
・カジノばかりを目的してしまうサービスでは、利用者の機能回復にならない。
・事業者任せにしてカジノを集客に使われら介護財政は破綻しかねない。
(和光市)
・施設外でギャンブル依存症になる危険性を訴える声も出ている。
・賭博等を連想させる広告を条例で禁止。(兵庫県会)
(編集者注 シンガポールではカジノの広告は禁止されてますがカジノ以外の
IR劇場等は許されてるようです。尻抜け)
千葉市はどうなってるのか「千葉市 デイサービス カジノ型」で検索すると下記がヒットしました。
ティーダ
千葉市にもすでにあるようです。
千葉市はどう考えてるのかは問い合わせてみます。デイサービスでのカジノはダメで幕張新都心カジノのは良しとなっても驚きません。なんせ千葉市IR議連の中心人物は幕張新都心でのパチンコ出店は反対でカジノは推進です。思考方法が異なり、話が噛み合いません。
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