2012年3月15日に続き2016年12月14日に千葉市IR議連が市長に「要望書」を出してます。IR推進法案の成立(15日1時成立)を見越しての行動です。編集者には「IR議連」はまだ生きてますと自己主張にしかみえません。
議員個人名が出てきますが、メディア発表済みの内容なのでそのまま紹介します。
本文はともかく「記」の方に興味があります。内容は2012年版「要望書」のコピペです。
2012年当時とは情勢が変わってます。
1 幕張メッセを中心とした幕張新都心を、IR誘致の候補地として、積極的に準備を進めること。
2012年当時とは変わり幕張メッセを中心に据えることはまず絶望的です。
成立した「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律 」(IR推進法)
第二条 この法律において「特定複合観光施設」とは、カジノ施設(別に法律で定めるところにより第十一条のカジノ管理委員会の許可を受けた民間事業者により特定複合観光施設区域において設置され、及び運営されるものに限る。以下同じ。)及び会議場施設、レクリエーション施設、展示施設、宿泊施設その他の観光の振興に寄与すると認められる施設が一体となっている施設であって、民間事業者が設置及び運営をするものをいう.
2 市民をはじめ県民のコンセンサスを得て、IR誘致の機運が高まるよう、関係機関・団体と連帯し進めること。
市長は業者主催の会議等に参加することには熱心です。市民にはデタラメな「幕張新都心におけるIR(統合型リゾート)導入可能性調査」を出しました。特に地元の人達の反発は強いようです。
IR導入可能性調査報告書
3 IR誘致にあたっては、千葉県と連帯を密にしながら取り組むこと。
「幕張新都心におけるIR(統合型リゾート)導入可能性調査」で候補地にした公園はサッカー国際チームの練習場の予定になり、文教区(幕張高校前)はマンション群として活用で一部は建設をはじめてます。
千葉県企業土地管理局
千葉県は千葉市の意向は考慮してないように見受けられます。外堀は埋まりました。
こうした事情を議連の会員の人達は知らない分けはなく、いまさら引っ込みがつかなくやってるのでしょう。
2016年6月24日現在の会員名簿
2015年の千葉市議選で落選、引退した人を除いて、編集者が勝手に作成した名簿と比較すると脱退4名、入会3名で計19名から18名になってます。
脱退した人
松坂 吉則 宇留間 又右衛門 三須 和夫 布施 貴良
入会した人
阿部 智 石川 弘 蛭田 弘文
*脱退した布施 貴良氏(前副会長)は編集者に議連会員だからと言ってカジノに賛成してる分けではないと言ってました。正しい判断をされました。紛らわしい。他にそうした人がいるなら脱退して欲しい。勉強のためなら、編集者に連絡いただければタダで駈け参じます。
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