IRの整備計画の認定申請が22.4.28締め切られました。

千葉市は申請しませんでした。
どこが認定されるかを見極めるまで当サイトは継続します。

IRの整備計画の認定申請された内容22.4.28 

大阪市が認定されました 23.4.14

パチンコ愛好家は中国人裕福層より金持ち

パチンコ愛好家は中国人裕福層より金持ちとして計算

シンガポールのカジノMBS(マリーナ・ベイ・サンズ)をモデルとしている。
MBS     外国人(主として中国人富裕層)90% 
       1回の客単価(負け金)26,000円

幕張新都心  日本人主体 外国人の割合 36.6% 
       1回の客単価(負け金)26,000円(MBS流用) 

       実際はこうなると予想(報告書での想定日本人)
       ・パチンコ愛好家->1回の客単価2,660円(+1万円の入場料)25.7%
                        -> ほとんど見込めない
       ・お台場にカジノができたら行くかとの調査を利用
        入場料1万円を想定してない調査を利用している。  38.7%
                        -> ほとんど見込めない
       報告書では入場料1万円の制限効果を考えてない

割合は「新規開発型」で2021年の推計(端数処理の関係で合計は101%)

 MBSの客層(主に中国人富裕層)90% から1回の客単価(負け金)26,000円を計算してます。幕張新都心の計画を立てるなら客層をMBSに合わせる必要があります。また、入場料はシンガポール国民は8千円。幕張新都心では日本人は1万円と想定。共に外個人は無し。これは、自国民の「依存症」対策の一環で、「貧乏人はダメ」とする考えで入場制限をかけるものです。因みに千葉県の同様な報告書では6千円、韓国では700円です。
 報告書では入場料1万円の制限効果を考えていません。

 ここでの記事はパチンコ愛好家がカジノに来るかを考えます。
 そのためにはまずパチンコ愛好家の実態を調べる必要があり、すでにパチンコ愛好家に関する考察にあります。
 ここから、若干引用してみます。

・パチンコ愛好家は10% パチンコに年1回以上行く人は成人人口の10%
・1人のパチンコ愛好家は年27.5回パチンコに行く
・1回の客単価(負け金)2、660円で年間73,150円

 報告書では、幕張新都心の幕張メッセと野球場の来場者の合計の10%及び千葉市内にくる観光客の10%をカジノにくると想定してます。市民報告会では市民から妖怪ウオッチを見に来る子供もカジノに行くのか「デタラメダ」との発言もありました。
 これはさておき、問題は客単価にあります。

カジノの想定客単価(負け金)  26,000円 (1回分)
パチンコ愛好家の客単価(負け金) 2,660円 (1回分)

 一桁の違いがあります。しかもパチンコ愛好家は入場料1万円必要です。つまり、負け金2,660円で済んでる(?)のに12,660円負けなければなりません。

 にもかわらず、報告書は一律客単価26,000円で計算してます。パチンコ愛好家はさらに1万円の入場料が必要です。つまり、パチンコ愛好家は26,000円+10,000円=36,000円で中国人富裕層より金持ちと計算してることになります。

 カジノができれば最初のうちは「冷やかし」で多少行くかもしれませんがそうは続かないでしょう。しかも、パチンコ店は全国津々浦々(?)約12,000店あります。何も、幕張、千葉市に来た人が慌ただしくカジノにはいかないでしょう。

これに対する千葉市側の見解
「パチンコ1回あたり2,660 円を出費する人は、年間で7 万円以上の出費をすることも分かっており、年間の客単価として齟齬はないものと考えております。」

解説
 年間で7 万円以上の出費する人は外に年間入場料27万5千円払います。客単価26,000円は1回分で年間ではありません。
 こうした事を無視して平然と言いのける感覚は理解不能です。

             来場者の水増し

 報告書では幕張メッセと野球場に来る人を「旅行客」としています。これには違和感を感じていました。

千葉市の考え方                    
「平成25年千葉県観光入込調査報告書」によると、当報告書で定義されている観光(余暇、ビジネス、その他の目的のため、日常生活圏を離れ、継続して1年を超えない期間の旅行をし、また滞在する人々の諸活動)という意味において、幕張新都心内の観光地点では、幕張メッセが591万人、QVCマリンフィールドが147万人となっており・・・
 今回の調査では、上記観光地点への入込数を、幕張新都心への観光入込数として設定しております。

実際は
「平成25年千葉県観光入込調査報告書」によると(18ページ)
             中分類         小分類
 幕張メッセ      行祭事・イベント    イベント会場
 QVCマリンーフイルード    行祭事・イベント    スポーツ観戦

「平成25年千葉県観光入込調査報告書」の定義
行祭事:地域住民の生活において伝統と慣行により継承されてきた、恒例として日を定め執り行う歴史的催し・祭り、郷土芸能等の集合
イベント:常設又は特設の会場施設において行われる博覧会、見本市、コンベンション等

 すなわち、「総称として観光地点」としてるが個別には別な分類にしている。これは、千葉県の「第2次観光立県ちば推進基本計画」の計画の伸び率を利用したい為と考えられる。パチンコ愛好家は減り続けてる。プロ野球の来場者は減っている。幕張メッセはじり貧。来場者を観光客とした伸び率とパチンコ愛好家の減少率を考慮すればどうなるか分かったものではない。計算すればできるが、いまさら、このうえ報告書のいい加減さをあげつらうのも空しい。
 こうした、傾向は当然調査会社や市も知ってるはずである。千葉市民を「騙そうとする」作為を感じる。ここまでやるのか!

注 報告書では2013年の人数をもとに、カジノ開業を2021年としてそれまで幾ら伸びるかを計算してます。

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