返信文
平成26年11月14日
宇留賀 英夫 様
千葉市長 熊 谷 俊 人晩秋の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
宇留賀様におかれましては、日頃より、市政に関しまして、格別のご理解、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、平成26年11月1日付で宇留賀様からいただいたカジノに関するお手紙を拝見いたしました。
宇留賀様が指摘されているギャンブル依存症についてですが、まず、本市では、今年度予算で、幕張新都心のアーバンリゾートとしての魅力を高め、多様な楽しみを提供する一つの手法として、幕張新都心におけるIR導入の可能性について調査を実施しております。
本調査では、幕張新都心の現況や、日本弁護士連合会が指摘している懸念事項もふまえ、シンガポールや韓国など様々な海外事例を調査し検証するとともに、税収、雇用などの経済効果、及び、ギャンブル依存症等の懸念事項とその対応策等を調査することにより、立地の可能性を評価し、その結果を市民の皆様に報告することを予定しております。
この報告によって、IR導入及びそれに伴う本市のまちづくりに関して、市民の皆様において様々な議論を行っていただく端緒にしたいと考えております。
また、ギャンブル依存症対策については、現在、国会にIR推進法案が提出されていることから、今後、国において当然に議論されるものと認識しており、その動向を注視してまいります。
ご意見をいただき、誠にありがとうございました。
今後も、千葉市政にご理解とご協力をお願い申し上げます。
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