IRの整備計画の認定申請が22.4.28締め切られました。

千葉市は申請しませんでした。
どこが認定されるかを見極めるまで当サイトは継続します。

IRの整備計画の認定申請された内容22.4.28 

大阪市が認定されました 23.4.14

熊谷市長発言の変遷

要旨

誘致  → 中間派 →  誘致

黒字 状勢
赤字 市長の発言
   

2013.5   MICE戦略の更なる推進、IRMICE戦略の更なる推進、IR(統合型リゾー
     ト)の可能性と課題について研究を進め、幕張新都心のアーバンリゾー
     トとしての魅力を高める
     第2期目の市長選用のマニフェスト

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 第2期目の市長選用のマニフェアストです。「IRMICEは市長の造語です、「IRMICE戦略の更なる推進、」はその後削除された。
 これでは、現在あるMICE(幕張メッセ)を推進し、後でIRを導入することになります。IRにはMICEを含みます。
 幕張新都心IR = 幕張メッセ(MICE) + カジノ
と考えてるようでした。
 

2013.6 IR推進法案は2013年6月衆議院に議員立法として国会に始めて上程

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第二条 この法律において「特定複合観光施設」とは、カジノ施設(別に法律で定めるところにより第十一条のカジノ管理委員会の許可を受けた民間事業者により特定複合観光施設区域において置され、及び運営されるものに限る。以下同じ。)及び会議場施設、レクリエーション施設、展示施設、宿泊施設その他の観光の振興に寄与すると認められる施設が一体となっている施設であって、民間事業者が設置及び運営をするものをいう。

特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案

この考え方は「カジノ実施法」まで一環として維持されてます。
そもそも、スタート時点で間違っていたことになります。

2014.7  幕張新都心のようにカジノと他に少し作れば良い
     「幕張新都心 MICE・IRを考える会の講演」

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シンガポール視察で感じたこと、組むべきパートナーとは? 一昨年、シンガポールに視察に行きました。 経済環境、都市環境は全然違いますし、マリーナベイサンズのようなものを日本で作れるのか、作るべきなのかは別として、導入への取り組み方、考え方という意味では、シンガポールは非常に参考になると思います。 一部の外資のビジネスモデルはすべて独占で、更地に対してカジノ、ホテル、コンベンション、ショッピングセンター…、すべてを作って全部トータルで儲かる仕組みです。サンズがきてくれれば有り難いですが、幕張新都心のようにカジノと他に少し作れば良いという環境では、彼らにしてみればちっぽけなビジネスになってしまう。うま味はあまりないでしょうね。  カジノ事業者はたくさんいますから、パートナーは考えていかなければいけないと思います。 具体的に業者の候補を決めてはいませんが、勝ちうる提案をしてくれるところと組みたいと思います。

幕張新都心 MICE・IRを考える会の講演

 ここで、市長が考えていたのは
 幕張新都心IR = 幕張メッセ(MICE) +[カジノ+ α]
と確定します。

 この講演は間違が満載(?)です。しかし、熊谷市長はカジノをどう捉えたいたかの原点で重要と考えてます。少し引用してみます

2013年度、千葉市としては「幕張新都心室」を新設し、今年度の予算でIRの導入可能性調査を行っています。 当然千葉県内では初めての予算化になります。 重要なポイントは、県でも同様の予算をつけて調査を行うということです。  
      
中略

2014年7月現在の状況です。

幕張新都心 MICE・IRを考える会の講演

 しかし、千葉県は2012年3月に報告書を作成済みです。

 メガフロート案も大きな構想としては面白い。ただ、残念ながら日本の場合、これの構築には20年くらいはかかると思いますね。  実現すれば最高ですが、漁業権の兼ね合いなどもあり、極めて困難かなと思います。

幕張新都心 MICE・IRを考える会の講演

「メガフロートでカジノを設置」は講演の主催者団体が構想していました。
現在はIRは土地でないところには設置できません。「メガフロート」は現在は否定されてます。

漁業権は設定されてません

方針1: 自然海岸・浅海域の保全と生き物のすみやすい場の創造

日本財団図書館

これは「法律」ではないでしょうが、幕張新都市沖は
  方針1: 自然海岸・浅海域の保全と生き物のすみやすい場の創造
となってます。海岸線に人工島を造るカジノは議論されるでしょう。

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2015.1.18  一体
      IR導入可能性調査  第1回市民報告会      

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「IR導入可能性調査報告書」の既存施設活用型は
  幕張新都心IR = 幕張メッセ+「カジノ+ホテル」
として「カジノ+ホテル」は幕張メッセから外れた所に造る案です。
これは検討の余地があるとして92ページに以下のようにあります。

IR推進法案における「一体」の範囲の整理
       新たに導入するカジノ付ホテルと既存施設との連携のスキーム

「幕張新都心におけるIR(統合型リゾート)導入可能性調査」

 「一体」は矮小化した表現です。本来は「施設が一体となっている施設であって、民間事業者が設置及び運営をするものをいう。

 報告会では「一体」のみで説明してます。

 少なくても担当部署ではIR推進案の第二条は認識してました。市長と認識を共用して無かった。”「既存施設活用型」自体不可”

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2015.7.6 MICEの延長線上にIRが入ってくる
     千葉県経営者協会 市長講演

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「MICEの延長線上にIRが入ってくる」
・・・・
そのうえで熊谷市長は「IRについてしっかりとした市民の合意を積み重ね、実態を正しく理解していく」ことが重要と位置づけ、行政として論理的なデータ・事実を提供していく意向を示したうえで、「今後とも一緒に議論を深めていきたい」と話した。

千葉市:熊谷市長が幕張都心でのIRをテーマに講演 リンクきれ

相変わらず 
   幕張新都心でのIR = 幕張メッセ + 
[カジノ+ α]
と考えてた。

2016.12.13  IRはMICEを推進するための1つの選択
       2016年第4回定例会12月13日 本会議一般質問

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千葉市議会で議員の質問と回答。(要旨)
議員の質問 IRをやるのかやらないのか市長みずから答えください。
市長の答弁 IRはMICEを推進するための1つの選択
この時点で微妙に変えた。

2016.12.15  IR推進法成立
   

2016.12.16 中間派として発言する
      千葉の未来

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主催:一般財団法人 千葉の未来  場所 ホテルグリーンタワー幕張
パネルディスカッションでの発言(一部)
・推進派が多いのであえて中間派として発言する。中間派はどちらからも怒られる。
・新幕張は日本で始めてのMICE、在職7年間推進に取り組んできた。
・IRを導入するには国の法律、市民の理解や検討すべき問題が多い。

中間派と発言はこの時が最初?  千葉市長選(2017.5.28)

 そもそも、国が定めたものを、不十分だからやらないとするものだろうか。誘致派は国が定めたのものだから大丈夫とするのが役人(行政)の考え方。問題が生じても、国、地方だれも責任をとらないがこの国の習性です。原発はいい例です。カジノが破綻すれば、IR全体が廃墟になる。付けは市民の負担になるかも知れない。

2017.5.18 賛成派の集まりにでる時も「いつも中立」と言ってる
      市長選候補者の討論会

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 2017.5.18 インターネットの生中継で千葉市長選(2017.5.28)の両候補の討論会がありました。
(熊谷氏の当選です)この時の、熊谷市長のIRに関する発言の内3つ取りあげます。
・誘致はしてない、民間が誘致の動きをしてるのは事実である。
・カジノの効果、リスクをコントロールできるのか慎重に見極める。
賛成派の集まりにでる時も「いつも中立」と言ってる。

2019.6.6  我々は民間から具体的な提案が出ない限り、前に進めないスタンスであった
     「民間事業者による統合型リゾート事業の提案」をうけて

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・6月6日、熊谷俊人・千葉市長は、定例記者会見にてIRについて以下を発言。5月31日に市が発表した「幕張新都心におけるIRの民間事業者からの提案と市の考え方」への対応 「これまで我々は民間から具体的な提案が出ない限り、前に進めないスタンスであった」「今回、具体的な提案が出てきた。真摯に、受け止め研究検討をしっかりしていく」「検討レベルを一段階上げて、しっかり対応。ただし、民間提案は、誘致是非の判断に影響しない」

・一方、森茂樹・市議会IR議連会長(自民党)は、民間IR団体の会合に参加して以下を発言「市長が手を挙げるために、市民、県民の声、コンセンサスをつくっていくべき」

「カジノIRジャパン」

「民間事業者による統合型リゾート事業者の提案概要」はこちらです。千葉市のホームページです。


            本市の考え方
このたび、市内企業からなる民間団体から、幕張新都心での統合型リゾート(以下、「IR」)の事業提案がありましたので、その概要についてお知らせします。
千葉市では、統合型リゾート(以下、IR)はMICE都市である幕張新都心の活性化、強化に向けた方策の一つと考えていますが、一方で、カジノも含むIRは、ギャンブル等依存症などの議論もあるため、幕張新都心にIRが立地した場合の社会的・経済的影響といった様々な側面も含め、慎重に検討を進めています。
今後も国の動向等を射ながら、必要と考えられる情報収集を行うなど、引き続き検討をしていきます。

       民間事業者による統合型リゾート事業の提案概要
1.IR事業における幕張新都心の優位性
・東京都心や成田空港へ、鉄道や幹線道路網による高い交通利便性
・東京圏は、世界最大級の人口及びGDPを誇り、集客や雇用確保の実現が可能
(東京圏人口3,600万人、GDP約180兆円。大阪圏比較人口2倍、GDP2.5倍)
・国内有数の国際会議・展示会の誘致実績を誇る幕張メッセの存在
・幕張メッセのほか、既存ホテル群やZOZOマリンスタジアムなどIRに求められる機能との融和性
・日本型IRが目指す一体的かつ様々な施設整備に対応可能な区域
・千葉市は国家戦略特区により様々な最先端技術を活用
2.主要提案施設
・国内最大となる展示場を含めたMICE施設
・国内外からの観光客に加え、MICE需要によるビジネス客も滞在可能な最大級の宿泊施設
・多彩なイベントが開催できるドーム型ボールパークを新たに整備
・モダンアートやハイテクを採り入れた日本文化を発信する施設
・県内はもちろん日本各地や世界の食文化を生かしたフードパークや市場
3.安心・安全に向けた対応
ギャンブル依存症防止対策や青少年の健全育成、マネー・ロンダリング対策や暴力団員の入場禁止といった弊害防止対策について、IR整備法に基づく規制のほか、事業者独自の対応策を実施
4.「生産活動の誘発」「雇用創出」「納付金等活用の効果」の3つの経済波及効果
IR整備による開発や事業運営による投資、経済波及効果、雇用創出効果と、施設入場料や認定都道府県等納付金などの活用による効果
5.千葉市や千葉県への政策課題に対する効果
県内観光施設への誘客、IR施設や認定都道府県等納付金等を活用したスポーツ・文化芸術の発信・振興、医療・福祉の充実に向けた施策の充実といった効果

幕張新都心における統合型リゾートの提案と本市の考え方をお知らせします。

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建設投資額は5,000億円から7,000億円程度、訪問者数は年間で2,000万人から4,000万人程度、カジノ事業売り上げに伴う納付金は500億円程度などと示され、幕張新都心エリアでのIRが十分に成立し得ることを示唆する内容となっております。
2019.12.6 千葉市議会市長答弁

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次に、IRについてお答えをいたします。 IRの誘致の判断に向けてどのような考え方を持ち、市はどう取り組んでいるのか、また、 今後どのような手続で判断するのかとのことですが、IRは、MICE都市である幕張新都心 の活性化、強化に向けた方策の一つとして認識をしており、IRを誘致するしないの判断に当 たって必要な情報収集を行うため、本市のMICE誘致力の評価や本市において実施した場合 におけるIRのイメージや事業性、経済効果、懸念事項に対する取り組みなどについて、民間 事業者へ情報提供、RFIを依頼いたしました。 RFIでは、8事業者から全て幕張新都心におけるIRの事業提案がなされ、現在精査中で はありますが、経済的な効果については、建設投資額は5,000億円から7,000億円程度、訪問者 数は年間で2,000万人から4,000万人程度、カジノ事業売り上げに伴う納付金は500億円程度な どと示され、幕張新都心エリアでのIRが十分に成立し得ることを示唆する内容となっており ます。 これらの提案の内容も踏まえ、幕張新都心におけるIRの事業性や経済効果、提案区域にお ける県所有の土地や施設の取り扱い、ギャンブル依存症を初めとする懸念事項への取り組みな どを総合的に勘案し、判断してまいります。

令和元年第4回定例会会議録第3号(12月6日)  43頁

千葉市の熊谷俊人市長は17日、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致の判断について「少なくとも絶対に2019年度内だ」
 2019.12.17記者団に発言

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千葉市の熊谷俊人市長は17日、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致の判断について「少なくとも絶対に2019年度内だ」と語った。誘致の是非について具体的な判断時期を示したのは初めて。市長は「国の示したスケジュールから逆算して考えると、そんなに時間があるわけではない」と述べた。

日本経済新聞

今回の国から示れているスケジュールでのIRの誘致については行わない
2020.1.7 定例記者会見

誘致  → 中間派 →  誘致

2021.3.3 熊谷市長辞任 (知事選に出馬のため)
2021.3.21  熊谷千葉県知事に当選

2021.3.21 神谷千葉市長に当選