シンガポールのカジノ利用者

 「IR導入可能性調査報告書」はシンガポールのカジノをモデルと言っています。
 それなら、シガポール市民はカジノとどう係わってるのでしょうか?
 
IR導入可能性調査報告書
:報告書(112~113ページ)とカジノ幻想:幻想(161~169ページ)を対比してみます。

( )内は編集者が算出 万人は延べ数です。

              幻想        報告書
カジノ総利用者数  (2,067~2,480)万人(注1)  1,800万人

シガポール市民        620万人      195万人
市民利用率         25~30%        10%

外国人利用者数   (1,447~1,860)万人(注2)  1,605万人
外国人利用率     (1.243~1.60)(注3)    1.38

客単価(負け金)   (23,000~19,000)円(注4)  26,000円

市民利用率以外は幻想、報告書もそう変わらないように見受けられます。
シンガポール在中の日本人も市民利用率は20~30%の印象を述べてます。

注1 シンガポール市民と市民利用率から逆算
注2 カジノ総利用者数からシンガポール市民620万人を減算
注3 報告書で用いてる「シンガポールへの外国人観光客数(2010年):1,164
   万人」で外国人利用者数を割り算
注4 報告書で用いてる「マリーナ・ベイ・サンズ実績(2011年):2,363億円」
   を外国人利用者数(1/2)で割り算 
   報告書では2つあるカジノの来場者を同数として計算してる。
   
 上記で出てくる人数は延べ数で「人・回」です。それなら1年間で1回以上行く人(実数)は何人で、その人の実態はどうなってるのでしょうか。
「カジノ幻想」ではンガポールでは「カジノ規制庁」等が各種の規制をしています。
 各種のデータを基に以下のように推計しています。

 ・1年30回訪問するとすると実数としては約6万人がギャンブル常習者と推計できる。
 ・かなりの常習的ギャンブラーが市民内に形成されているといることがうかがわれる。
 ・「自己排除制度」の適用者が、IRオープン時の10年6月の1669人から14年12月には24.1万人に急増してる。
 ・約6万人がギャンブル常習者の内1.7万人が「自己排除制度」を申請してるのはかなり高水準と言うべきである。

 シンガポール成人市民は約293万人です。ギャンブル常習者は2%になります。
 「自己排除制度」は完全排除、入場回数制限があります。
「続・依存症」にありますように「依存症」の発症は10年とも言われてます。シンガポールではカジノ解禁は2010年です、これからより深刻化するものと思われます。

 

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