IRの整備計画の認定申請が22.4.28締め切られました。

千葉市は申請しませんでした。
どこが認定されるかを見極めるまで当サイトは継続します。

IRの整備計画の認定申請された内容22.4.28 

大阪市が認定されました 23.4.14

幕張新都心カジノ調査報告書、作成過程資料を情報公開で入手

会議議事録 2014年9月9日

議事録から抜粋
黒字 -> 千葉市の発言
緑  -> 委託会社の発言

1. 社会コスト
 最近、ベイタウンの居住者を対象に、ある地域団体がIR施設の勉強会を実施した時、いろんな意見 が出た。その中で、「住宅地に隣接するカジノの海外事例はあるのか」という質問があったらしい。 幕張イオンモールができて静かな町が騒がしくなり、さらにカジノが来れば土地の資産価値が下がってしまうのではないかと思っている人がでてくると思われるので、幕張地区の社会コストとして 認識してほしい。
 これまで調査した事例について追加調査する。

2.依存症への対応
 韓国の中毒治癒センターは、事業者が中心となって設立されものが公的に利用されているとあるが どういう意味なのか?政府が法律でセンターの設立を定め、事業者が設立したということなのか あるいは、事業者で設立したものを後追いで政府が認定したということなのか?
 政府と同センターの関係を調査してみる。

 三重県の「こころの健康センター」は千葉市など複数の地公体にもあり、いずれも依存症一般につ いての電話相談や支援機関の紹介、勉強会の開催を行っている。国が法律で設立を定め、それに沿 って政令都市を中心に設立されてきているようである。
 支援機関の多くが、横浜や沖縄で設立されたものが多いが、それを裏付けるような厚生労働省の依存症患者の全国的な統計データがないか。(そこで依存症患者の地域別の分布状況などが集計されて 。いるのではないか?
 厚生労働省に問い合わせる。

3. 幕張新都心の現状と課題
 幕張のアクセスについては、海上交通が課題として考えられないか?現在でも、千葉県の港湾計画 で幕張の海浜に浅橋を作ることが計画されているが進んでいない。
 港湾計画を確認して報告書に追記する。

 IR施設が住宅地や文教施設に隣接することに関する課題が考えられるか?地域住民との合意形成 は、幕張新都心に限らず大規模開発においては常に存在する課題である。但し、IR施設の特徴として、迷惑施設というデメリットの部分と財政的なメリットの両面を持っていることがあげられる。
 課題として認識する。

 海外のIRのSCは、セレブ向けの海外高級ブランドショップを集積させるといった特徴があるが そういう視点での課題はないか?IRがどの階層を狙っているかで店舗構成も変わるであろう。
 海外観光客や富裕層をターゲットとすることを前提の課題として認識する。

 IRを入れた時、オフィス地区における課題はないか?幕張のオフィス地区は、ほとんど飲食街が なく、仕事が終わってから楽しめる場所も少ない。ビジネスをしている人から見て魅力のあるIR 施設にするにはどうすればよいか?アフター5を楽しめる施設ができれば、外国人も関心を持って 来てくれるように思う。
 課題として認識する。

 委託会社が33ページの「第3回千葉市報告資料」(中間報告?)を出した。
1. 社会コスト
 調査報告書本編(5.84MB)PDF
の88ページに下記があるのみです。

②生活環境への配慮
カジノが居住地に開業することで、多くのカジノ利用者による交通渋滞、ごみ・たばこのポイ捨て、夜間の騒音等の生活環境悪化の懸念がある。これらの懸念が顕在化すると、地域の資産価値が下がる等の深刻な悪影響も考えられるため、対応策が必要となる。
・交通規制
・質屋等の営業規制 等

2.依存症への対応
韓国の中毒治癒センター
調査報告書本編の84ページに次ぎのようにあります。

・カジノ事業者間で「韓国中毒治癒センター」を設立し、下記の活動を展開している。
●ギャンブル問題に関わる無料カウンセリングサービスを提供
●ギャンブルに過剰依存することの予防と啓発プログラムの開発・実践
●地域青少年のための正しいギャンブルのやり方など、予防・治癒プログラムの開発・実践・研究

編集者注 依存症は隠す病気で顕在化しないし、依存症の人はカジノ事業者にとって上得意客なので真面目にとりくまないとする考えもあります。
週刊金曜日 2014.10.14 から 韓国 江原(カンウォン)ランド 

 中毒管理センターは同じ階(カジノがある)の奥まった場所にあり、利用者の気配はまったくない。ギャンブル依存症の専門医が常駐してるわけでもなかった。

三重県の「こころの健康センター」
長文なので調査報告書本編(5.84MB)PDF
85ページを見て下さい。

3. 幕張新都心の現状と課題
 調査報告書にはこれに関する記述はほとんどありません。

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