IRの整備計画の認定申請が22.4.28締め切られました。

千葉市は申請しませんでした。
どこが認定されるかを見極めるまで当サイトは継続します。

IRの整備計画の認定申請された内容22.4.28 

大阪市が認定されました 23.4.14

千葉市議会 カジノに関する 代表質問 2017.7.6

2017.7.6に千葉市議会で行われたIRに関する一般質問

「ナンチヤッテIR」の議論は続きます。

平成29年第2回千葉市議会定例会会議録(第6号)からIRに関する部分を紹介します。これには下記の注釈があります。
※確定版の会議録ではありません。今後修正される可能性がありますので、御注意ください。

日本共産党千葉市議会議員団代表 野 本 信 正 氏

市長は、カジノを含む統合リゾート整備について、幕張メッセの駐車場など、誘致した場合の経済効果や税収効果を市民の税金で調査し、今年度もギャンブル依存症調査を予算化します。しかも、平成24年には、シンガポールまでわざわざ視察に出かけて、カジノを体験する熱の入れ方であります。なぜ、こんなに力を入れるのか、伺いたい。
過去の答弁では、MICE強化選択肢の一つとして認識、国の動向を見ながら慎重に検討を進めていくと述べています。カジノは世論調査で69%が反対しています。人の不幸を踏み台にして経済が活性化するはずはないし、ギャンブル依存症をふやし、青少年に悪影響を与え、暴力団が介在するカジノは、慎重に検討を進めることでなく、イエスかノーしかないと思います。市長は、なぜノーと言えないのか。
3つに、IR推進法によれば、カジノ、IRは民間事業者に国が許可することで、地元自治体の長が国に申請すること。市長は幕張のどんな事業者、団体から相談を受けているのか。
4つに、もし幕張メッセの駐車場などに設置する場合には、幕張新都心のコンセプトとカジノは整合性がとれないと思うがどうか。また、都市計画で条例化されている地区計画の変更をしないと誘致できないのではないか。

熊谷市長の答弁

カジノを含む統合リゾート整備について、なぜこんなに力を入れているのかとなぜカジノをノーと言えないのかについては、関連がありますのであわせてお答えをいたします。
カジノも含むIRにつきましては、観光及び地域経済の振興に寄与するものであることから、幕張新都心のさらなる活性化に向け、アーバンリゾートとしての魅力を高め、多様な楽しみを提供する一つの手法として調査研究をしてきております。
しかしながら、カジノについては、ギャンブル等依存症への対応などの課題があることも十分に承知をしておりますので、競輪などの既存公営競技なども含めた依存症の実態把握や対策検討を行うとともに、引き続き国の動向を注視しつつ、IRの導入について慎重に検討を進めてまいります。
次に、カジノ、IRは民間事業者に国が許可することになるが、幕張のどんな事業者、団体から相談を受けているのかについてですが、幕張新都心に立地する企業等から成る幕張新都心MICE・IR推進を考える会から、本市に対して、平成25年2月に幕張新都心魅力向上に関する要望書が、平成26年7月に幕張新都心IR誘致に関する要望書が提出されております。
次に、もし幕張メッセの駐車場などに設置する場合には、幕張新都心のコンセプトとカジノは整合性がとれないのではないか、また、都市計画で条例化されている地区計画の変更をしないと誘致できないのではないかについてですが、幕張新都心は、幕張メッセを中核とした国内有数の国際コンベンション都市として発展してきており、さらに、本市は平成27年6月にグローバルMICE強化都市に選定されていることからも、MICEに力を入れていくべき本市として、IRはMICE強化における選択肢の一つと認識をしております。
幕張新都心では、地区計画により、マージャン屋、パチンコ屋などの建築物の用途を規制している地区もありますが、今後のIR実施法の制定に合わせ、建築基準法等の関係法令におけるカジノの位置づけなどが整理されていくものと考えていることから、引き続き国の動向を注視しつつ、これらの点も含めIR導入について慎重に検討を進めてまいります。

 答弁で「カジノ、IRは民間事業者に国が許可」を出すとなっていて業者として「幕張新都心MICE・IR推進を考える会」を挙げてます。この会は幕張新都心沖にメガフロートで建設する構想です。千葉市は千葉県有地に勝手に建設する構想です。幕張新都心IR誘致 市、県協議無し 情報公開で確認
「カジノ、IRは民間事業者に国が許可」の業者は通常カジノ業者を指します。例えばラスベガスサンズ等です。この手の業者はIR施設建設費に1兆円を出すと豪語し、カジノ及びIRの運営に長けてます。この会にこうした業者に太刀打ちできないし、「国が許可」を出す分けありません。
 市長はこの事情は知っていて、この会主催の講演会で業者は決めてないとしてます。
幕張新都心カジノ 市長,誘致姿勢の変遷 2017年5月
2014.7 幕張新都心 MICE・IRを考える会の講演

一部の外資のビジネスモデルはすべて独占で、更地に対してカジノ、ホテル、コンベンション、ショッピングセンター…、すべてを作って全部トータルで儲かる仕組みです。サンズがきてくれれば有り難いですが、幕張新都心のようにカジノと他に少し作れば良いという環境では、彼らにしてみればちっぽけなビジネスになってしまう。うま味はあまりないでしょうね。
調査研究
 カジノ事業者はたくさんいますから、パートナーは考えていかなければいけないと思います。

多分「原稿」を書いた市職員がこうしたことを知らないで書き、市長は忘れて(?)読んだのでしょう。その程度です。

さらに答弁には「調査研究」とありますがこの部分は、これは市長の第二期のマニフェストのコピペです。
千葉市長のマニフェストとIR,MICE
やってることは「およそ研究に値しない」

実質的に答弁になってません。いまさら引っ込みが付かないから止めたとは言わないだけでしょう。
所詮「ナンチヤッテIR」。
最近「お笑いIR」と編集者は呼ぶことにしてます。