IR導入可能性調査  第1回市民報告会

           IR導入可能性調査 第1回市民報告会

         平成27年1月18日(日) 10:00~12:00
    場所  幕張ベイタウン・コア 1階ホール(千葉市美浜区打瀬2-13)
    市民参加者 約40名

約1時間半は IR導入可能性調査書概要版 (4.16MB PDF)そのものをスライドで説明した。その後30分強で「質疑応答」があった。要旨を以下に紹介します。

問1  市長への手紙で書いたが要は「博打場」である。自殺者・破産者が増える、対策はあるのか。回答では調査報告書を待ってとのことであったがこの報告書の内容(入場料、ID発行等)では有効でないとすでに指摘されている。韓国カンウォンランドでは場内で自殺者48名、場外で推定500名となってる。依存症
答え 依存症の問題であるがどんなことをやってもゼロにはできない。国の対応策を見守りたい。
追加発言 千葉県ではこの手の調査はすでにやっていて「懸念事項はどのようにコストを投入してもなくせない」としている。千葉市に200,300億円入るから1,2人死んでもよいとの選択はできないと思う。真剣に考えて欲しい。  

問2 海外でカジノをやってみて確率の問題でつまんないので10分で止めた。帰国して考えた、機械のみでやれば社会的リスクを減らすことができるのでないか?関連機器を作って輸出できればよいのではないか?
答え IR推進法案の行方もどうなるのか分からないし、千葉市とは提案に答えられない。

問3 IRの言い方はカジノ(賭博)を矮小化した言い方ではないか。市は研究とはいってるが導入したがってるのではないか。公園につくるとは無理ではないか。果実は市民にどうもたされるのか。
答え 現在も幕張新都心の整備は進めている。果実については今の所考えてない。

問4 諸外国ではカジノから居住地区はどの位離れているか調べてあるのなら教えて欲しい。
答え 具体的にはわからない。

問5 一晩中人が騒いでるとかの生活環境への影響はどうか?
答え 説明会を行ってる地域特有の問題とは思うが、そこまでの調査は行っていない。

問6 新聞で「メガフロート構想」をみたことがあるが。
答え 報道で知ってはいるが、この提案をどうするかと言った段階ではない。

問7 幕張新都心には年間2,830万人来場するとなってる。イベントがあると子供が結構くる。子供がカジノに行くとは考えずらい。外国人とかの内訳を教えて欲しい。
答え 毎年各企業に来場者の数を聞いてる。子供も入ってると思う。

問8 シンガポール型の施設を作る案(新規開発型)は何を作るのかよくわからない。
答え 既存の展示場やショピングモールとの関係をすり合わせては案を作ってない。今後この案が必要になったら議論することになる。

問9 IRを導入しょうとなっても、他の地区(横浜市等)と競争もありハードルが高いのではないか?こうした方法でなく幕張新都心の魅力を日頃から高める必要がある。
答え ご指摘の通りIR以外にもさまざまな方法を考えていきたい。

問10 IRカジノは個人的に無理だと思ってる。そりよりも海岸で泳げるようなビーチリゾートを考えて欲しい。
答え 海岸線(人口浜)が4,320メートルもあるのに海を感じられないとの話もある、今までも今後も考えていく。

問11 千葉市議でIR推進法議連の会員である。幕張地区は現状では半分の規模である、千葉市の借金が膨大であるなかIRの議論が生まれた。質問1 報告書では国内、国外の割合はどうなってるのか。中国人が来ないと成り立たないのではないか。質問2 日弁連での資料では幅広く社会的影響を指摘してる。報告書ではどうなってるのか。質問3 IRができたとして周辺の地区が衰退してはしょうがない。報告書ではどうなってるか。
答え 質問1.2.3にたいする回答は何を言ってるのか理解不能要約をつくれない。

問12 会場にきて地元の関心が低いのではないかと思った。広報が足りないのではないか。
答え 説明会は2度行う。「千葉市政だより」や記者会見で行っている。

                  感想等 

 市側の説明では報告書をもってIR導入を止めるとか、やるとかの判断はしない。「研究」の資料とするらしい。市長のマニフェストでも「研究」と「ズルイ」表現になってる。国会でのIR推進法案の審議が入り口にも入れない状態では身動きがとれないのも事実である。刑法で禁止されている賭博を条例で解禁は絶対できない。

 幕張新都心の住宅区域での説明会なので地元の人の関心も高いと思い、先着150名ともなっていたので早めにいったが40名ほどで肩すかし。反対運動もなかった。

さすがにカジノをやれとする人はいなかった。

 2015/01/19付け朝日新聞千葉頁に当報告会が記事になってます。市民からの懸念として「ギャンブル依存症に伴う自殺者が増えるのではないか」「住宅エリアのベイタウンで騒音が増大するのでは」を取り上げてます。

僭越ながら市が答えられかった又は不十分な所を解説。

問2 機械相手に博打をすれば社会的リスクを減らすとの考えらしい。機械とは言っても実際はコンピュータです。
 経験豊かな人がプログラムした装置に勝てるわけない。米国では「スロットマシンはより依存症」が高くなるとされてます。そしてスロットマシンの売り上げは70-80%とされてます。我が国にはパチンコ、パチスロが最大の「博打」です。また、関連機器を作って売ればとの考えもしてるようですが、パチンコ台の製造に素人が参入するような話です。カジノ運営会社と機器製造会社は一体です。                                    

問11 千葉市議でIR議連の方はも少し勉強して欲しい。小心者の一市民が市に代わって誠に恐縮ですが説明します。
 まず、編集者は某所から報告書は13日に市のホームページに公開されることを知り当日ダウンロードし検討してます。説明会は18日です。

質問1 報告書では国内、国外の割合はどうなってるのか -> 調査報告書本編(5.84MB PDF) 133頁にある。
    <日本人・外国人別カジノ利用者数> (万人)
    IR導入パターン 日本人 外国人  合計
    既存施設活用型  308  134  442
    新規開発型    446  246  692
 これは市側も知らなかったかったようである。たまたま市議がとなりにいたので教えてあげた。
    中国人が来ないと成り立たないのではないか。  -> 全くその通りである。
 しかしシンガポールでは中国人の来場者の年毎の伸びは止まっていて飽和状態である。(日弁連資料)また、シンガポールに限らず中国の周辺国(インド、韓国、ロシア、フィリピン、ベトナム、ラオス、カンボジア)は中国人相手のカジノを経営している。汚職の金で海外のカジノへ行く公務員もいる。業を煮やした中国政府は一部の国境で「国境を越えて賭博行く行為は禁止」令を出した(カジノ利権の正体 別冊宝島2261)
これが、一部の国境でなく他国にもなったらアジアのカジノは全滅?千葉市もよく考えた方が良いですね。

質問2 日弁連の資料にもいくつかありますが、社会的リスクに関しては同じです。全く同じではありませんが、概要版の30-32頁で説明していました。

質問3 IRができたとして周辺の地区が衰退してはしょうがない。
 国内ではカジノがないので調査しようがないが海外での影響は報告がある。当報告書では調査されてないが日弁連資料にはある。市議はどの時点の日弁連資料をお持ちか不明です。「日弁連資料」をもとに「米国のカジノ  IRカジノが破綻した街」後半に書いてあります。                      

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